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名演2017年1月例会 トム・プロジェクトプロデュース公演

萩咲く頃に 

作・演出/ふたくちつよし

1月25日(水)7時
   26日(木)1時30分
   26日(木)6時30分      

日本特殊陶業市民会館ビレッジホール(名古屋市民会館中ホール)
地図

上演時間2時間
(途中休憩はありません)

萩咲く頃に
あらすじ
みどころ NEW!
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キャスト・スタッフ
関連サイトリンク
会費 月額一般 2700円 29歳以下 2000円  
   高校生以下 1300円
入会金  一般  3000円 29歳以下 2300円    
高校生以下 1600円
新入会の方は、会費と入会金が必要です。それ以外の入場料は必要ありません。  くわしい名演の入会方法はこちら
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  あらすじ
 珍しく三連休となったある良く晴れた秋の日。
 澤田家ではこの家の主婦咲子が朝早くから仏壇の花の活け替えや家の掃除などに忙しい。長女千秋はこの連休を利用して東京から帰ってきていた。昨夜は、娘の久しぶりの帰郷を喜ぶ父芳雄とともに親子三人夜遅くまで楽しい団欒の一時を過ごしたようだ。父と娘は“おはぎ"と“ぼたもち"の違い(について熱い討論を繰り広げていた。しかし千秋にはどうも気にかかることがあった。
 千秋に早く帰って来いと迫る芳雄を、いつもはたしなめてくれる母咲子が、何故が正月でもないこの時期に帰って来るよう電話してきたのだ。芳雄が寺へ出かけて不在な事を確かめた千秋は、そのことを咲子に質す。
 すると…ある事をきっかけに家を飛び出して行った千秋の兄正樹が、実は今日、何年か振りに帰って来ることになっているというのだ。そして…。

 この物語には、人それぞれの価値観の違い、親と子のすれ違い、引きこもりなど、誰もが経験したことのある問題がたくさん登場します。そしてすべての人の心に記憶されたあの日……。震災にあった東北のある町を背景に、澤田家という一つの家族の行く末を描く、忘れかけていた大事なことを思い出させてくれる物語です。

 3.11の大震災を忘れないためにも、その悲惨さや復興の遅れなどを描くものは沢山ある。しかし、今回描いた作品は、震災が底辺にありながらも前向きに生きる家族の再生を描き一味も二味も違う震災後。「地震をきっかけに良くなった事もきっとあるはずだから、そういうものを描きたかった」と作者の弁。家族の再生と震災復興を重ね合わせた物語。

 震災をきっかけに壊れてしまう家族も多いかもしれません。でもこれをチャンスにして前向きに変わっていった人もたくさんいます。この作品を観て頂いた方に前向きな気持ちになってもらえたらと思います。作・演出/ふたくちつよし

 このお話を読んで、どこの家でも悩みや問題はあると思うけれど、家族は何があっても再生できるものだと思いました。現実に、震災という大きな出来事がきっかけで家族が一つになったという話はよく聞きますね。すごく素敵なことなんだ、と改めて感じました。咲子役/音無美紀子

 この家族の再生は母の勇気がきっかけとなるのですが、何かをやることに不安になる前に、まず勇気を持って一歩踏み出すことが大事なんだと思いました。そんな勇気をもらえる作品になっています。芳雄役/大和田獏

トム・プロジェクトの歩み

平成元年10月、有限会社岡田企画を創立。
平成4年6月、演劇、音楽など舞台芸術の企画制作を目的に、プロデューサー森康次等と共に岡田企画を改め「トム・プロジェクト有限会社」を創立。
以降、旬の作家、俳優を起用し毎年2,3本の創作劇を中心にプロデュース公演を企画制作。全国ツアーを展開している。
平成9年〜次代を背負う若き演劇人発掘のため、オーディション選抜の「新人公演」を制作。
また平成12年からは海外公演も積極的に取組み、文化交流を進めている。
平成10年よりプロダクション部門を開設。
平成14年6月、トム・プロジェクト株式会社に法人変更。
また、これまでの実績と、平成20年度の活動実績に対し、第43回紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞。


2015年初演のパンフレットより

「もう」と「まだ」の狭間で  ふたくちつよし
私は甲州街道から少し入ったところに住んでいます。もう三十年以上にもなります、そんな私が今でも思い出す光景があります。

いつも、歩道や車道をこうこうと照らしていた街路灯がある日フッと消えて、久しく東京では見ることのなかった「夜の闇」があたりを覆っていた日々… 。通り沿いにあるコンビニから漏れる明かり…そこだけがまるで何事もなかったかのようにポツンと路面を照らしていました。

それまで当たり前だと思って享受してきた「便利」が、実は自然というデリケートなバランスのうえに建つ楼閣からばらまかれた危ういものだったんだと、遅まきながら気が付いたのもその頃でした。

あと、ほんの数ヶ月でそんな日々から四年が経とうとしています。
いろいろな価値観が大きく揺らぐ四年でした。
それがもう四年なのか、まだ四年なのか…。

いまだに私の心の中には、答えを出すことの出来ない問いがいくつも横たわっています。そんな問いに何とか答えを出したいと幾度も机に向かいましたが、どこか偉そうに構えている自分を発見しては書きつぶす日々が続きました。そんな中でふと…開き直ったわけではありませんが「今の自分に当たり前だと思えることを書けばいいのかなぁ」と…。そんな思いに至ったとき書けたのがこの作品です。この作品がそんな私の心をうまく反映出来たかは分かりませんが、あの四年前の自分の思いには、ほんの少しですが応えられたように思っています。

甲州街道に灯った街路灯は、今日も明るく歩道を照らしています。

プロデューサー 岡田潔
東日本大震災から、早、3年9ヶ月が経とうとしている…なのに一向に捗らない復興。いや原発事故の後始末もままならないのに、原発再稼働の動きが活発化している現状に、ただただ呆れ失望する日々…人類、とりわけ日本人は忘却の民ではなかろうか?唯一の被爆国でありながら、地震多発国でありながら、戦争の苦汁をさんざん嘗めながら、何故学習しないのか?不思議でならない。まるで人聞の想像力を搾り取るかのように、巧妙に垂れ流す様々な情報を前にして、人は自ずから思考を停止して、日々の与えられた幸せに埋没するしかないのか…そんな緊張感のない日本の現状を見透かしたように、政治は700億円の税金を使って歳末選挙を実施しようとしている。
あの震災は、今尚、私たちの記憶、そして課題としてとして留まっているはずだ。演劇に何が出来るのか?やはり、言葉と、身体を駆使して現況を半歩でも動かす舞台を創るしかないと思っている。


キャスト

澤田咲子 音無美紀子
澤田千秋 藤澤 志帆
直子 森川 由樹
澤田正樹 西尾 友樹
劇団チョコレートケーキ
澤田芳雄 大和田 獏

スタッフ

作・演出 ふたくちつよし
美 術 中川 香純
照 明 五十嵐正夫
音 響 半田  充
衣 裳 樋口  藍
舞台監督 小笠 英樹
宣伝美術 中塚 健仁
宣伝ヘアメイク 若林あかね
春山 聡子
宣伝写真 塩谷 安弘
プロデューサー 岡田  潔
企画製作 トム・プロジェクト


関連サイト

管理人の責任でリンクしています、不都合がありましたらご連絡いただければ幸いです。

トム・プロジェクトウェブサイト http://www.tomproject.com/

トム・プロジェクト代表岡田潔さんコラム「夢吐き通信」 http://www.tomproject.com/column/

藤澤志帆さんのブログ「藤澤志帆の半分くらいがちょうどいい。」 http://ameblo.jp/shihofujisawa/
西尾友樹さんTwitter https://twitter.com/240yuki


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最終更新日 2016/12/28
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