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名演2016年3月例会 俳優座劇場プロデュース公演 

   もし、終電に乗り遅れたら
原作/アレクサンドル・ヴァムピーロフ 
訳/宮澤俊一、五月女道子 演出/菊池准

もし、終電に乗り遅れたら

3月22日(火)6時30分
   23日(水)1時30分
   23日(水)6時30分      

日本特殊陶業市民会館ビレッホール(名古屋市民会館中ホール)
地図

上演時間2時間20分
(途中休憩15分を含む)

あらすじ
作家について
キャスト・スタッフ
関連サイトリンク
会費 月額一般 2700円 29歳以下 2000円  
   高校生以下 1300円
入会金  一般  3000円 29歳以下 2300円    
高校生以下 1600円
新入会の方は、会費と入会金が必要です。それ以外の入場料は必要ありません。  くわしい名演の入会方法はこちら
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  みんなマジメで、ちょっと変!? ウソでホントの「家族」の喜劇。

 凍てつくような春の夜(ここはシベリア・イルクーツク、4 月でも夜になれば氷点下)
 終電を逃した若者二人、なんとか泊めてもらおうと近くの家を片っ端からノック。けれども、ここは見知らぬ町の郊外。けんもほろろに断られる。(ふつう、そうなります)このままでは凍死は必至。追いつめられた二人、
 やっと入りかけた家で、青年に強盗と疑われ、とっさに口からでまかせ。「この男は君の兄貴なんだ!」
 そんなバ力な!、ところがなんと、この家の住人は、テキ卜ーな二人の言葉を真に受け、ホン卜に家族扱い………!?
 ありえないような、でもありそうなこの物語の原題は『長男』という。もしかして、ホン卜に家族の話!?ともかく、面白くってあったかい、心の薬。

突然、夜中に「僕はあなたの息子です」という青年が現れたら、あなたならどうしますか?
日本では、現実味のない、ありえない話のように思えますが、ロシアでは、さもありなんといった、まことにリアリティーのあるお話なのです。

 見も知らずの赤の他人が、「私はあなたの息子です。」あるいは「娘です。」という話が、ロシアでは非常にリ アリティーがあります。
 まず、スターリン時代には、内部人民委員部=政治警察が突然家族全員を逮捕し、銃殺もしくはシベロア流刑になる人たちが後を絶ちませんでした。しかも、逮捕に来る時間帯は深夜が多く、そして一家離散してしまった家族は大勢いました。したがって、この舞台では、突然夜中に青年が現れて、その2人を招き入れること自体、そうした恐怖時代が過ぎ去ったことを象徴しているのではないでしょうか。また、流刑が終わって突然、身内の者が現れることだって十分に考えられました。
 ソ連は、第二次世界大戦で、ナチスドイツに侵略され、2000万人以上の犠牲者を出しています。家族全員が虐殺されたり、バラバラに一家離散してしまう例は枚挙にいとまがないほどでした。だから、戦後、突然身内のある者が目の前に現れるのは不思議なことではありませんでした。
 もう一つは、18歳から男性は徴兵が課せられます。地方の軍隊に配属されて、軍隊生活時代に知り合った女性との間に子どもが出来る例は多々あって、その子が時間を隔てて突然、男性の前に現れることはよくあるらしいです。

   
 作者のアレクサンドル・ヴァムピーロフはロシアの劇作家。面白おかしく描かれた人生の悲哀とおかしみに、人間のあたたかみがにじみ出るヴァムピーロフの作品は
発表当時から人気が高く、チェーホフの再来とも評されるほど。今日でも多くの作品が上演されています。 

作者アレクサンドル ヴァムピーロフについて
1937年8月19日 ロシアのイルクーツク州クトゥリークで、学校の教師の家庭に生まれる。
1955年、イルクーツク大学に入学。
- 学生時代から文学的な小品やルポを書き、地方紙や大学新聞に発表していた。

1958年、A・サーニンいうペンネームで最初の短編小説を発表。
1960年、大学卒業 新聞社編集局に勤める
1961年、学生時代から書き溜めた文学的Jレポや小品を集めて『いろんな事情で』を発行する。
1962年、モスクワで行われた「一幕物を書く劇作家のためのゼミナール」に新聞社から派遣されて参加する。
その後、1964年に新聞社を辞め劇作家の道に入る。

1963年『天使との二十分』(一幕)
1964年「窓が野原に向いた家』 (ー幕) モスクワのゴ一リキー記念文学大学の研修生となる
1964年『六月の別れ』(二幕の喜劇) 劇作一本で生活していきたいと思う。
1965年『長男』(『もし、終電に乗り遅れたら…』) (ニ幕の喜劇)
1968年『鴨猟』 (三幕の戯曲)
1970年『メトランパーシ物語』 (一幕)
1971 年『去年の夏、チュリームスクで』 (二幕のドラマ)
しかし、ヴァムピーロフの作品は、当時のソ遠の劇場ではなかなか上演されなかった。

【その理由】
1 ヴァムピーロフの作品の新しさをソ速の演劇界がなかなか認めようとしなかった。
2 ソヴィエト官僚による検聞によって
 フルシチョフによるスターリン批判と自由化(これを当時の文学・文化の世界では『雪解け』と称した)の波を食い止めようとし、執拗に新しい純粋なものの出現を抑えようとしていた。
 
* 1974年8月17日、バイカル湖上で、翌々日の自身の誕生祝いの宴のために釣りに出かけたものの、ボートが転覆する水難事故に遭って、37 歳という若さで死亡。ソヴェトの演劇界は、不慮の事故で才能のある若き劇作家を失ってしまう。

俳優座劇場「もし、終電に乗り遅れたらノ」予告アニメ

https://www.youtube.com/watch?v=HJn2pFt5vDE


キャスト

ブスイギン(青年1=エセ長男) 浅野 雅博文学座
シーリワ(青年2=友人) 小田 伸泰俳優座
サラファーノフ(親父) 外山 誠二文学座
ワーセンカ:(実の息子) 逢笠 恵祐青年座
クジーモフ(娘の婚約者) 岩崎 正寛演劇集団 円
ニーナ(娘) 若井なおみ俳優座
ナターシャ(年上の女性) 米倉紀之子
娘1 舘田 悠悠
娘2 槙乃 萌美
隣の男 里村 孝雄(フリー)

スタッフ

アレクサンドル ヴァムピーロフ
翻 訳 宮澤 俊一
五月女道子
演 出 菊池 准
美 術 乗峯 雅寛
照 明 森脇 清治
音 響 藤平美保子
衣 裳 萩野  緑
作 曲 上田  亨
舞台監督 上村 利幸
イラスト 尾崎 仁美
宣伝美術 勝木 雄二
宣伝協力 原田 一平
日本工学院専門学校
企画制作 俳優座劇場


関連サイト

管理人の責任でリンクしています、不都合がありましたらご連絡いただければ幸いです。

俳優座劇場ウェブサイト http://www.haiyuzagekijou.co.jp/

俳優座劇場Twitter  https://mobile.twitter.com/haiyuzagekijou

宮澤俊一さんページ http://www.age.ne.jp/x/kanya/miyatop.html

浅野雅博さんブログ 産直あさの通信 http://blog.goo.ne.jp/asano0327
小田伸泰さんブログ 小田伸泰の徒然鋼鉄日記 凹(`?ォ)凹 http://blog.livedoor.jp/g1546852/
米倉紀之子さん公式ホームページ 紀之子の風景 http://kishiko.yu-yake.com/

小田伸泰さんTwitter https://twitter.com/g1546852
逢笠恵祐さんTwitter https://twitter.com/pedollo
槙乃萌美さんTwitter https://twitter.com/zerochoko

尾崎仁美さんウェブサイト http://www.geocities.jp/hitoo8/


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最終更新日 2016/02/06
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