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名演2015年3月例会 エイコーン公演 

   櫻の園
作/アントン・チェーホフ

演出/加来英治

くにこ

3月10日(火)6時30分
  11日(水)6時30分
  12日(木)1時30分
      

日本特殊陶業市民会館ビレッホール(名古屋市民会館中ホール)
地図

上演時間2時間
(途中休憩20分を含む)

みどころ
あらすじ
キャスト・スタッフ
関連サイトリンク
会費 月額一般 2700円 29歳以下 2000円  
   高校生以下 1300円
入会金  一般  3000円 29歳以下 2300円    
高校生以下 1600円
新入会の方は、会費と入会金が必要です。それ以外の入場料は必要ありません。  くわしい名演の入会方法はこちら
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 今年は『桜の園』が日本で初演 されてから100周年を迎えま す。そして戦後、新劇復興のスタ ートを切った演目も『桜の園』で した。東京がまだ一面の焼け野原 だった昭和20年12月のことで す。  
 この『桜の園』に栗原小巻は既に1981年に主演しております。それから三十年余、 円熟の度合いを増して来た栗原小巻がいよいよ3月に名古屋でラネ ーフスカヤ役を演じます。この役は今まで東山千栄子、杉村春子、 佐久間良子、奈良岡朋子ら錚々た る女優が演じております。
 時代が変わっていく厳しい現実。時代に翻弄される人々。しかし躓いても新しい天地を求めて歩き始める人々。「有為転変」とい う言葉が頭に浮かびます。栗原小巻は「チェーホフを、ラネーフスカヤを、もう一度、深めたいとい う思いから企画した」と語ってい ます。栗原小巻のラネーフスカヤ に賭ける並々ならぬ決意が伝わってきます。私たちはこの『桜の園』で芝居の醍醐味と面白さを存分に味わえることでしょう。(3月運営 I)

 「チェーホフの劇は眠い」と言われることがあるそうだ。劇の展開にはドラマティックな事件は少なく、劇中人物の淡々とした日常会話が続き、会話により、その時代(つまり19世紀末、帝政ロシア末期)の事件や社会的動きが取り上げられている。従って、それらについての予備知識がないと、なかなか深く理解できない。そして眠くなってしまうらしい。
 この話を学習会でお聞きし、妙に安堵した。というのも「桜の園」という劇を以前どこかで観たような気もしたが、内容は全く思い出せなかった。読み始めてみて、やはり見てないなと思いつつ脚本を読み進めた。ところが最後、斧で桜を切る音で「あれこの劇、観たことある。暗い劇場の中を無慈悲に響き渡る斧の音を聞いたことある」と気づいた。
40年も前、学生時代のことであるが、音だけは記憶に残っていたのだった。
 もうひとつ気になった「四幕の喜劇」というサブタイトル。どう見ても没落していく貴族を描いた悲劇と思って読み進んだ。読み終え、文庫本の解説に目を通し、学習会での解説を聞いた。桜の園(さくらんぼ畑)が競売にかけられる中で、客観的には、どう対応すべきかはっきりしているにもかかわらず、決断できず、うろたえ、おまけに浪費癖がなおらず借金を重ね続ける女主人ラネーフスカヤ。時代の変化に追い付いていけず、悲しくもあるが、笑い飛ばしてしまうより仕方ないものであり、滑稽でもあるとのこと。これは、今回の公演でどういう舞台として演じられるか楽しみでもある 。(3月運営 Y)

(あらすじ)  
 ラネーフスカヤは恋人と別れて 五年ぶりにパリから故郷に戻って 来る。だが先祖伝来の広大な土地 は抵当に入っている。  
 借金返済の目途は立たない。今は出世している昔の使用人の息子ロパーヒンが打開策を提案する。 その内容は建物をこわし、桜の木を切り倒し別荘地として貸し出す というもの。そうすれば危機を乗り越えることができると説得。し かしラネーフスカヤは桜の園のない生活は考えられないと拒否。結局何もしないまま競売日を迎え る。  
 当日兄のガーエフが帰宅し落札 したのはロパーヒンであることを 告げる。泣き崩れる母ラネーフス カヤを娘のアーニャが新しい人生 を生きていこうと慰める。やっと 厳しい現実を知ることになったラ ネーフスカヤ。いよいよ土地を離れる日がやって来た。  
「ああ、私のいとしい、なつか しい、美しい桜の園!私の命、私 の青春、私の幸せ…さようなら、 永久にさようなら」  
 出発する一行。誰もいなくなっ た桜の園では、桜の幹に打ち込む 斧の音が響いていた。


出 演

ラネーフスカヤ
愛称 リューバ(領主)
栗原 小巻
アーニャ(その娘) こだま 愛
ヴァーりャ(その養女) 西山 知佐
ガーエフ
愛称 リョーニヤ
(ラネーフスカヤの兄)
長谷川哲夫
フィールス(老僕) 森下 哲夫
ロパーヒン( 実業家) 長森 雅人
トロフィーモフ
 愛称 ペーチャ(大学生)
赤羽 秀之
ドウニャーシャ( 小間使い) 米倉紀之子
ヤーシャ(若い従僕) 矢野 和朗

スタッフ

アントン・チェーホフ
演 出 加来 英治
美 術 石井 強司
衣裳デザイン 栗原 小巻
照 明 山本 博史
効 果 西田  実
舞台監督 大山 慎一
女性衣裳製作 神谷 和枝
男性衣裳製作 Plus81 costume
協 力 PAL ZILERI
撮 影 武井 里香


関連サイト

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ロシア文化フェスティバルサイト内『櫻の園』 http://www.russian-festival.net/report.html

こだま愛さんオフィシャルサイト http://kodama-ai.net/index.html 
こだま愛さんブログ http://blog.goo.ne.jp/kodama33

米倉紀之子さん公式サイト http://kishiko.yu-yake.com/


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最終更新日 2015/03/03
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