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これからの上演予定作品

11月例会 加藤健一事務所『サンシャイン・ボーイズ』 11月13日(月)18時30分   11月14日(火)13時30分
  ■ビレッジホール(市民会館中ホール)
  ■作/ニール・サイモン   ■訳/小田島恒志・小田島則子
  ■演出/堤 泰之
  ■出演/加藤健一、佐藤B作、加藤義宗、田中利花、照屋 実、韓 佑華、佐野匡俊
加藤健一と佐藤B作の初の出会い。加藤健一は、加藤健一事務所の代表として、様々な舞台を企画・出演してきました。一方佐藤B作は、「劇団ヴォードヴィルショー」の代表として、喜劇を演じ続けて来ました。
『サンシャイン・ボーイズ』は、ヴォードヴィルの演芸にも親しんでいたニール・サイモンがよく知る芸人たちを主人公に描いた人気高い作品。かつての喜劇の大スターのコンビだった二人が、11年ぶりにコンビを復活させていく中で起きていく、悲喜劇。人生の酸いも甘いも知った大スターコンビの笑い泣き人生を、それぞれの人生と重ね合わせて演じていきます。
1月例会 こまつ座『連鎖街のひとびと』 2024年1月16日(火)18時30分   1月17日(水)13時30分
  ■ビレッジホール(市民会館中ホール)
  ■作/井上ひさし   ■演出/鵜山 仁
  ■出演/高橋和也、千葉哲也、加納幸和、鍛冶直人、西川大貴、朴 勝哲、石橋徹郎、霧矢大夢
満州国に夢を求めた日本人が最初にたどりついた夢の街、終戦直後の大連が舞台。ホテルの地下室で二人の新劇と大衆演劇の劇作家が絶体絶命のピンチにおちいっていました。ソ連軍の命令で 芝居をつくらなければなりません。
ホテルの支配人やスター女優、元文化担当官らも加わり、「大ウソ」の芝居 をつくりあげていきます。笑い、スリルとサスペンス、恋物語 ... と進行していきます。 国家のスローガンにより移住した人々。そしてその夢が破れて日本に帰れず、なんとかその地で生きようとした日本人とその周辺の愛すべき人々達が織り成す物語は、どの地でも必死で生きる市井のひとびとの姿を浮き彫りにし、 現代の私たちに生きる力を与えてくれます。
3月例会 オペラシアターこんにゃく座『オペラ さよなら、ドン・キホーテ』 2024年3月27日(水)18時30分   3月28日(木)13時30分
  ■ビレッジホール(市民会館中ホール)
  ■台本・演出/鄭 義信 ■作曲/萩 京子 
  ■出演/沖まどか、飯野薫、高野うるお、島田大翼、岡原真弓、武田茂、富山直人、壹岐隆邦
舞台は 1940年代のナチスドイツによって占領されたフランス。酪農家のトーマスは軍に馬を供出し、残っているのはロシナンテとサンチョの駄馬2頭。 長女 のベルは正義感が強く、ナチスが大嫌い。ある日、ユダヤ人少女のサラがナチスに追われて逃げ込んで来ます。
足が悪いために兵役に就けないルイ、レジスタンスに加わるサイモン、そしてドイツ将校の愛人だった過去を引きずる新任の教師オードリー。ドン・キホーテに憧れる主人公ベルは性自認の問題で悩み、ユダヤ人の少女サラは、ナチに強制連行される 途中、家族と離れ離れになります。
迫害、差別、分断が物語の流れのなかで、語られ歌われます。 見果てぬ を追う老騎士・ドン・キホーテに、差別と偏見と闘っていく少女の姿を重ねた愛と希望の物語。 美しい旋律に乗せてこんにゃく座歌役者の歌とパフォーマンスが躍動します。
5月例会 東京ヴォードヴィルショー『その場しのぎの男たち』 2024年5月20日(月)18時30分   5月21日(火)13時30分
  ■ビレッジホール(市民会館中ホール)
  ■作/三谷幸喜   ■演出/鵜山 仁
  ■出演/佐藤B作、佐渡 稔、石井愃一、ほか
明治24年の滋賀県大津、訪日中のロシア皇太子が沿道を警備していた巡査に切りつけられた、「大津事件」が舞台です。国際社会へ仲間入りをしたばかりの日本にとってはまさに “青天の霹靂” と言える大ピンチ。治療中の皇太子へ謝罪に向かうも、皇太子への面会は叶わず門前払いに遭ってしまいます。
松方正義総理大臣をはじめ内閣の面々はなんとか善後策を講じようとしますが、いずれも “その場しのぎ” のものばかり。駆けつけた元老・伊藤博文も、思わず「打つ手打つ手が面白いように外れていくね」ともらす。
謝ることもできず、開き直れば開戦 ... という危機の中、事態は混迷の一途をたどります。明治政府の最大の危機に直面した松方総理と その仲間たちは、日本を救えるのか !? 三谷幸喜の筆による、ポリティカルコメディ、笑いながら、今の社会とどこか重なって見えてくる面白さを感じさせてくれる舞台です。