2015年に上演した作品
1月例会 劇団スイセイミュージカ『楽園』 |
作・演出/西田直木 出演/吉田要士、中村香織、ほか 1月28日(水)6時30分 29日(木)1時30分 29日(木)6時30分 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール(名古屋市民会館中ホール) あなたがいれば、ただそれだけで楽園 「楽園」というイメージが強い“ハワイ”。その知られざる一面を、日系二世の視点から描いた衝撃作! ハワイアンミュージック、フラ、そしてミュージカルならではの華やかなショウシーンを織り交ぜ、物語は展開していきます。 真珠湾攻撃によって引き裂かれ、時代に翻弄されながらも懸命に生きる人々の姿を繊細に描き、「愛」とは何か、そして「平和」とは何かを訴えた感動作。 |
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3月例会 エイコーン『櫻の園』 | 作/アントン・チェーホフ 演出/加来英治 出演/栗原小巻、長森雅人、こだま愛、西山知佐、ほか 3月10日(火)6時30分 11日(水)6時30分 12日(木)1時30分 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール(名古屋市民会館中ホール) さよなら、古い生活。こんにちは、新しい人生。 広大な領地を持つラネーフスカヤだったが、時代の急変の中で祖先から受け継いだ桜の園を、手放さざるを得なくなった。 娘は、新しい生活に向けて前向きに生きようとするのだが、ラネーフスカヤは、人生のすべてともいえる桜の園の思い出とともに過ぎ去った日々から、なかなか新しい人生を踏み出せないでいる。 ほろ苦いユーモアに包まれた、チェーホフ最後の作品、 |
5月例会 劇団俳優座『春、忍び難きを』 | 作/齋藤 憐 演出/佐藤 信 出演/小笠原良知、川口敦子、ほか 5月14日(木) 6時30分 15日(金) 1時30分 15日(金) 6時30分 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール(名古屋市民会館中ホール) 戦時中、夫も息子も農耕馬も戦にとられた村では、女たちが日本中の食卓を支えていた。そして敗戦、女たちは、農地改革や教職追放でおびえる男たちを尻目に、田や畑に出て、モクモクと働いた… 松本近郊の家族を通して、農村地方を切り捨てた戦後の政策を厳しく追及し、今日の問題として提起された作品。 |
7月例会 劇団青年座 『ブンナよ、木からおりてこい』 | 作/水上 勉 演出/磯村 純 出演/逢笠慶祐、大家仁志、ほか 7月 15日(水)1時30分 15日(水)6時30分 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール(名古屋市民会館中ホール) この世にはもっともっと広く、平和で、仲間の殺されない未知の國がある、そんな思いを胸にトノサマ蛙の子ブンナは住み慣れたお寺の境内にそびえ立つ椎の木に登ります。そこでブンナが見たものは?「死」を前に壮絶な戦いを繰り広げる動物たち、そして天国から地獄に突き落とされたブンナ。土の中で怯え、なお生きることを考える。 若い蛙ブンナの冒険を通して、「生」を問う、劇団青年座の財産演目。 |
9月例会 こまつ座『父と暮せば』 | 作/井上ひさし 演出/鵜山 仁 出演/辻 萬長、栗田桃子、他 9月8日(火)7時00分 9日(水)1時30分 9日(水)7時00分 ウィンクあいち大ホール(名古屋駅前) 昭和23年の広島。 美津江は、父・竹造と二人で暮らしている。表面は明るく快活な美津江だが、心の奥では原爆投下を生き残ってしまったことへの罪悪感をもっていた。生きることへも、恋愛へも、踏み出せない彼女へ、竹造は、美津江の日々の話し相手として、彼女を楽しませ、ときに諭し、助言を与える。 美津江は、木下から結婚の申込みを受けたが、またも逃げようとする。そして父と娘の最後の会話が始まる。そして父竹造は…。 辻萬長と栗田桃子の二人芝居で、父から娘への深い愛を描く。 上演時間 1時間20分(休憩なし) |
11月例会 幹の会+リリックプロデュース『王女メディア』 | 原作/エウリーピデース 修辞/高橋睦郎 演出/高瀬久男 出演/平幹二朗、若松武史、三浦浩一、山口馬木也、ほか 11月24日(火)7時 25日(水)7時 26日(木)1時30分 ビレッジホール(名古屋市民会館中ホール) かつてー黒海沿岸のくのコルキスの王女メディアはギリシアのイオルコスからやって来たイアソーンと恋に落ち、故郷を捨て、コリントスへと逃げてきた。しかし、イアーソンは保身のため、コリントスの国王の娘を妻に迎えることを決めてしまった。メディアと二人の息子に国を出ていくよう命ずる国王クレオン、不実をなじるメディアに、イアーソンの冷たい仕打ち。 自らの運命を嘆き、呪い、メディアの壮絶な復讐が始まる。 『王女メディア』はギリシア悲劇三大作家のひとりエウリーピデースの代表作です。平幹二朗がいまも「身体の中に棲みついている」と語る王女メディアを、オール男優キャストで演じます。 |